グルコサミンとコンドロイチンと一緒に摂取

飲むコラーゲンの商品には、グルコサミンとコンドロイチンが含まれているものが
あります。この二つの成分は、コラーゲンと共にプロテオグリカンという関節の軟骨の
主成分を生成する働きがあります。

特に女性は男性に比べて骨粗しょう症になりやすく、関節の構造も強くはできて
いないので、関節痛、関節炎になりやすい傾向があります。

これらの対策としては、２つあります。

①筋力トレーニングで、筋肉を強くして関節の負担を軽くする。
②必要成分を経口摂取して、軟骨成分の強化を図る。

この記事では、②についてお話していきます。

加齢によりプロテオグリカンが減少すると、関節の磨耗が進行したり炎症が発生
しやすくなるので、注意したほうが良いです。

これらの成分はコラーゲンと非常に相性が良く、相乗効果を発揮します。足腰の衰えが
老化を進めるという考えから、アンチエイジング的にもお勧めできます。

グルコサミンやコンドロイチンもコラーゲンと同じく、年齢と共に体内での生成能力が
落ちてきます。特にコンドロイチンは通常の食事には少量しか含まれていないので、
３０歳を過ぎたら、意識的に食事以外から摂取する必要があります。

以前は一度磨耗してしまった軟骨は、再生しないといわれていましたが、コラーゲンと共に
グルコサミンやコンドロイチンを摂取することで、修復することが分かっています。

ただ本格的に病状が進んでしまってからだと、修復も追いつかず外科的な処置が必要に
なったり、一部後遺症が残ったりしてしまうこともあります。

人工関節などは、便利ですが負荷をかけないように注意しても寿命が１５～２０年
程度です。そのため高齢になってからの再手術の問題が出てきます。

そのためなるべく若いうちからコラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンを、
積極的に摂取するべきです。

関節の磨耗は、初期の頃は動脈硬化と同じで自覚症状もないので、見過ごされがち
になります。心配な場合は、病院で検査してもらうのも良いと思います。