コラーゲンで骨を強化
人間の骨に、軟骨と硬骨とに分かれます。軟骨については別の記事で
書きましたので、ここでは硬骨の強さに飲むコラーゲンが効果を発揮
しているということを紹介していきます。
骨の枠組みは、コラーゲンで出来ています。カルシウムやリンなどの無機質
(ハイドロキシアパタイト)は骨の3分の2を占めますが土台の方は
実はコラーゲンのほうです。
これはよく鉄筋コンクリートに例えられ、鉄筋の方がコラーゲンで、コンクリート
がカルシウムなどの無機質になります。
鉄筋がしっかりしていないと、そもそもコンクリートは流し込めません。
この鉄筋の部分は、コラーゲン繊維がスポンジ状の構造を作っており、柔軟性と
弾力性を骨に与えています。
硬骨といっても単に硬いだけでは、折れやすい素材になってしまい役に立ちません。
そのためコラーゲンが不足すると、骨はすかすかで脆い状態になります。
骨粗しょう症も、カルシウム不足が強調され「乳製品を十分に摂取して運動しなさい」
などと指導されることもありますが、実はさらに重要なのはコラーゲンの生成不足です。
カルシウムを取っても、それだけではなかなか症状は改善しません。
コラーゲン繊維がスカスカになると、そこにカルシウムを定着させることが
出来なくなるからです。
特に女性はホルモンの影響や、もともとの骨密度が男性に比較して低く骨粗しょう症に
なりやすいので注意が必要です。
最近は無理なダイエットなどにより、若い女性にも骨粗しょう症の症状が出ている
ケースがあるので、若い人でも病院で骨密度のチェックをしてもらうと良いでしょう。
そして骨を強くする対策として、飲むコラーゲン・カルシウム・運動の三点を意識
していけば、若々しい骨を維持することができます。
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